ハムスターの読みのも

ハムスターの読みもの

ハムスターのすべてがわかる完全マニュアルです

【ハムスター飼い方完全マニアル】これを読めば全てがわかります!

[Hamster how to keep a hamster completely] If you read this, you will understand everything!


ハムスター飼いたいけど飼育方法がわからないな〜
手取り早くわかりやすいサイトはないのかな?

 

こういった疑問に答えます。

 

【ハムスター飼い方完全マニアル】これを読めば全てがわかります!

 

ペット禁止の賃貸でも飼育でき、しかもリーズナブル。

そんな手軽に飼えてかわいいハムスター。

 

でも、ハムスターなんてどう飼育すればいいのかわからない・・・

そこで、初心者にもわかるハムスターの飼い方を解説していきます。

 

ハムスターのケージ(飼育施設)を用意しましょう

ケージ(飼育施設)は、ハムスターの習慣に応じた十分な広さを備えた物を用意しなければいけません。

 

こちらでハムスターの習慣に関して詳しく解説していいます。

 

トイレや隠れ場、遊具などの必要です。

また清掃が簡単で、逃げ出したりしない作りの物、突起物などによって障害などをうける恐れがない物を選びましょう。

 

ケージ(飼育施設)の種類

まずこちらの動画を見てください。

動画を見てわかるとおりこういうダイプのケージは大概こんな状態に・・・

ケージを噛むのは、飼育施設が狭かったり、外に出して欲しかったりとストレスからくるもの。

 

歯が変形しエサが食べられなくなったり、ストレスによって短命になってしまいます。

動画でも紹介しているように、かじり木などもを使ってみても効果がないことがほとんど。

 

また、ストレスによって天井に登ってうんていすることもあります。

落下して大怪我したり、死んでしまう可能性があるので注意が必要です。

 

これらに関して、一番効果的なのはアクリルやガラスのケージで、物理的に噛めなくしてしまうこと。

しかし、デメリットとしてサイズが大きいものは金額が高い・・・

 

おすすめのゲージ(飼育施設)

おすすめはこの動画のように衣装ケースをケージとして代用することです。

野生のハムスターは1日20キロも動き回ると言われています。

動画をみてもらえばわかるとおり、衣装ケースなら広々とストレスなく生活ができます。

 

空気が遮断されないように加工することや、夏場に熱がこもらないようにちょっとした工夫が必要ですが、誰にでも簡単にできるのでおすすめ。

 

とはいえ、衣装ケースの場合は巣箱(ハウス)、エサ用の食器、水入れ、トイレ、回し車などの遊び道具を別途用意しなければいけません。

小さめのアクリルケージであれば全て付いていてお得に購入できます。

 

ケージの清掃

ハムスターの健康と安全のため、定期的に掃除を行い、適切な衛生状況を維持しましょう。

 

掃除は汚れの程度を見ながら必要に応じて実施。

不衛生になりがちなため、特に水飲み場の水換えはこまめにします。

 

トイレは1日1回全部を取り換えますが、ニオイの付いたものを少し残しておき、同様に週に1回は、床材などを全部とり飼えるようにしましょう。

トイレ同様古い床材を少し残しておくことがポイントです。

 
床材

また、巣の中に溜め込んだ食物を点検し、腐りそうなものは取り除いて下さい。

 

ケージの環境

空気の通り道を確保し、適切な温度や湿度が維持された飼育環境が重要です。

・日照、通気、換気が良いこと
・巣箱(ハウス)は隠れられる落ち着いた場所であることが必要
・10度を下回ると冬眠し、30度を超えると熱射病の危険があります。(20度〜25度が適温)
・野生のハムスターは地中にトンネルを作って暮らしているので、土を入れると巣穴を掘って生活します
 

ケージの下に敷くと適温に保ってくれて便利です。

 

食事と栄養管理

ハムスターに合ったエサを与え給水を行いましょう。

食事の種類

ハムスターは雑食性、ペレットと呼ばれるハムスター用の総合栄養食を与えるのが一般的です。

副食としてヒマワリ、クルミ、こまつな、人参、キャベツ、りんご、ハト用配合飼料などの穀類、アルファルファ、煮干しなど。

 

食事の回数や量

1日で食べきる量のエサをエサ箱や専用の皿においても大丈夫ですが、余った場合は日が経つと食べなくなってしまうことがあります。

 

エサがなくなったら継ぎ足しながら与えると無駄になりません。

与えすぎによる肥満になり、ハムスターの健康には好ましくんしので注意して下さい。

 

飲み水

いつでも新鮮な水が飲めるように、きれいな容器に入れて置いておきましょう。

皿などに入れて与える場合は、すぐにぬめりが出るので毎日洗って下さい。

 

与えてはいけないもの

人間の食べ物は与えてはいけません。

体の作りや必要な栄養バランスが違うので、病気の元になります。

 

玉ねぎやネギ類、ジャガイモの芽は与えてはいけません。

また、牛乳は下痢をしてしまうので避けて下さい。

 

特にチューリップやアサガオはハムスターにとっては有毒なので絶対に与えてはいけません。

ミネラル補給のための塩土と、生涯伸び続ける歯を抑えるためにかじり木などをおきましょう。

運動および休憩

ハムスターの習性などに応じた必要な運動、休憩及び睡眠を確保するようにします。

 

日没は消灯し、静かな環境に置いておきましょう。

夜行性なので日中はほとんど寝ていて、夕方から夜に活発に活動します。

 

単独生活を好む動物なので、1つのゲージに1匹づつ飼うようにしましょう。

共食いの可能性もあります。

 

寝ているときやエサを食べているときは触らないようにして下さい。

また、急に触ったり大きな音をたてないようにしましょう。

 

野生のハムスターは1日20キロ走ると言われています。

回し車などを有効活用できる環境にして下さい。

お手入れ

ハムスターの健康を保つためには、日頃の手入れは大切です。

体中をくまなく触ることは、病気や異常の早期発見に。

 

また、飼い主がハムスターの体を触ることで、スキンシップを図ることとなるのでおすすめです。

・抱っこするときは、優しく両手ですくうようにしましょう
・怖いときや触られるのに慣れていないと噛むことがあります
 

病気

ハムスターを飼ううえで最も重要なことが病気や健康管理です。

かかりやすい主な病気

下痢:お尻が濡れているようだと下痢をしている証拠。要因は様々だが、食物や水、衛生状態のほかに、ストレスが影響する場合も多くあります。

風邪:人間と同じように風邪をひき、くしゃみや鼻水、目やにの症状が出る。皮膚病:毛並みの荒れ、脱毛、じくじくした液のにじみ、かさぶたなどが見られます。

結膜炎やものもらい:目やにや涙が大量に出て、結膜炎は結膜が赤くなりまぶたが腫れ目が開かなくなる。ものもらいの場合は更に目に膿がでます。飼育環境の悪化によりゴミやホコリが目に入り炎症を起こし結膜炎になってしまいます。また、まつ毛の根元が細菌に感染することでものもらいになることもあります。

腫瘍:触ると体にしこりがあるのがわかります。早期発見で治療可能。

 

人とハムスターの共通感染症

動物から人へ、人から動物へと映る病気を、人と動物の共通感染症と言い、200種類以上あると言われています。

正規のペットショップで購入のハムスターに関しては安心な病気

狂犬病:ハムスターにもうつる病気です。発症するとほぼ100%死亡する危険な病気。

腎症候性出血熱:ハンタ型のウイルスは重症となる場合もあります。突然の発熱や腹痛、腎不全が主な症状です。傷や尿、フンなどを介しての
感染が多い

レプトスピラ:発熱や筋肉痛、黄疸が主な症状。尿との接触による感染が多い

真菌症糸状菌(カビの仲間)やかいせん(ダニの一種)による皮膚病は人間にも
うつる可能性があります

エルシニア症:頭痛や咳などの風邪の症状、腹痛、吐き気、虫垂炎、関節炎などが主な症状。

サルモネラ:不衛生な水環境などが原因で起こる、食中毒の代表的な病気。人に感染すると、急性胃腸炎などの症状が出て、時には敗血症を起こし命にかかわる自体になる場合もある。幼児や高齢者、妊婦は注意が必要です。

野兎病:発熱、悪寒、関節痛、菌の進入箇所のリンパ節腫張が主な症状。血液などを介した感染が多い。

ペスト:発熱、頭痛、リンパ節腫張、敗血症などが主な症状。ノミ、飛沫、噛み傷などを介した感染が多い。

 

しかし、これらの病気を心配することはありません。

厚生労働省は動物の輸入届出制度を実施。

 

輸入する際に必要とされる、衛生証明書に記載される証明内容は、「狂犬病の症状を示していないこと、野兎病を含めペストなど計7種類の感染症が発生していない施設で出生以来保管されていたこと」を証明する輸出国政府機関発行の証明書が必要となります。

 

ペットのハムスターにも起こりうる病気

アナフィラキシー:ハムスターに噛まれることで唾液が体内に入りアレルギー反応が起こってしまいます。アレルギー反応を起こす人でもほとんどが痒みなどで終わりまが、稀に重篤な症状になる人もいます。

リンパ球性脈絡髄膜炎:噛まれるとインフルエンザに似た症状ですが、髄膜炎を発症することもあります。ほとんどの場合は症状がなく出ても軽症で比較的重い症状でも
ほとんどが完全に完治します。しかし子供やお年寄り妊婦は注意が必要です

 

健康管理と予防法

ハムスターがかかる病気は、感染症、腫瘍、生活習慣病など人と同じようにたくさんあります。

病気を早期に発見するためには、常に元気・食欲・尿や便の状態などに注意していることが必要。

 

良い獣医を決めて、様子がおかしいときは早めに受診しましょう。

なとはいえ、バランスの取れた食事と運動不足解消を常に心がけることが一番です。

 

また、共通感染症を予防するためには、口移しで食べ物を与えるなどの過度の接触を避け、ふんや尿を早めに処理しハムスターの生活環境を清潔にしましょう。

体に触れたり、ふんや尿を扱ったあとはよく手を洗い、衛生的な飼い方を心がけていれば必要以上に恐れることはありません。

 

繁殖について

ハムスターは6週齢から妊娠することができ、一度にたくさんの子供を産む繁殖力の強い動物です。

 

ハムスターが増加しても適切に飼育できる場合以外は、できる限り繁殖を制限するように努めましょう。

その場合は、雄雌の分別飼育をして下さい。

 

最後に

ハムスターを飼いたい!!

 

犬や猫と違って飼う敷居がとても低く手軽に買えてしまうハムスターですが、この記事を読めばそんな単純ではないことがおわかり頂けたのではないでしょうか。

まあ、生き物の命を預かるので当たり前ですね。

 

とはいえ、きちんと飼育方法を守り飼うことができるのなら、動物の中でも飼いやすさはトップクラス。

ハムスターと一緒に入れる時間はほんとうに至福の時間です。

 

しっかり勉強して、飼う前の準備を怠らずにお迎えしてあげて下さい。